ハワード・ホークスの「コンドル」を見た。
大好きなケーリー・グラントがシリアスに活躍していて
楽しかったし、
周囲の役者も味のあるよい雰囲気だったが
それだけ という印象が残った。
ハワード・ホークスの映画は
登場人物が いわくのある過去を持っていようが
悲しんでいようが どこかからっとしていて
女性も男らしく描かれていることが多いので
見ていて気分がよい。
監督お得意の
男女がお互いに意地を張り合ったコメディータッチの恋愛模様も楽しい。
しかし ホークスの映画の中で
男臭いものといえば
「リオ・ブラボー」が自分の中ではNo.1で
「コンドル」も それには及ばず。だった。