訃報

友達が亡くなった


この友人とは12年程のつきあいだったが、初めの頃は毎週会う用事があり、考え方や 生きる姿勢にもずいぶん影響を受けたとおもう。疑問をぶつけるといつも真剣に考えてくれたひとだった。
知り合ってから4年程たったころだろうか「私が世界で2番目に尊敬する人はあなただ」といったら本気でいやがっていたので、そのように考えるのはやめようと思った。
人を尊敬したり尊敬されたりと言った関係を嫌うところも好きになった一つだと思う。上下関係のない真っ平らなつきあいが出来る人だった。


患っていたわけではなく突然の訃報(過労)だったので、周囲はとてもショックを受けている。なんで。。。という怒り 喪失感 脱力感 こうしたものは時間が経って薄れていくことを待つしかないのだろう。


いつまでも傍にいる 手を伸ばせばそこにある 伝えたいことはいつか伝えよう と思っていたのに、次の瞬間に失ってしまうことがあるんだと わかっていたはずなのにまた 思い知らされた。


大人になって友人を失うのは3人目だ。
人はいつか死ぬけどさ 一生死なないで欲しいよ。ほんと。