シルヴィ=ギエム

シルヴィ=ギエムの「コンテンポラリーを踊る」を観てきた
http://www.tokyo-np.co.jp/00/hissen/20041204/col_____hissen__000.shtml
イギリスの振り付け家ラッセル=マリファントによる作品で
男性ソリスト2名による作品/ギエムのソロ/3名による踊りと
3作品のプログラムだった。


ギエムはやっぱり当たり前のように
すばらしかった。
特に3つ目のプログラムは ものすごい運動量で世紀のプリマ シルヴィ・ギエム
その上! 体中の筋肉を駆使したポーズ 
更にその上! どうしたら出せるのか?表現力・・・
これを踊りきれる人はまさに世界にギエム一人だろうと思う。


今回はA席だったのだが、一階前方の非常に良い席だった。
改めて感じたのが
「きれいだなぁ・・・」
大人になったら自分の顔に責任を持てというが
あの美しさは生まれつきだけじゃないと思う。


羽が生えているとしか思えない跳躍力 
正確な回転 腕のしなり
生まれつきの才能に加えて それを維持するたゆまない努力
バレエの世界に限定しないとしても これほどの人が
世界にどれだけいるだろう


それだけのことを背景にした 自信とバレエへの愛情
そして観客への気持ち が 
彼女にあの笑顔を浮かべさせることができるのだろう