最近「ヴァン・ヘルシング」と「ホーンテッド・マンション」を見た


自分でもストライクゾーンが広い方だと思っているのだが、
どちらも楽しんでみることができた。


それでもやはり「ヴァン・ヘルシング」の方が圧倒的に面白かった。
どちらもハリウッドで予算をたくさん使って作られた作品で、
特撮を駆使したホラーもどきの映画である。



察するに、大きな違いは作り手の情熱なのではないか
「ヴァン・・」はスティーブン・ソマーズ監督がユニバーサルの古い怪奇映画を元ネタに
すっかり楽しんで撮影を行っている様子が目に浮かぶようだ
そこへ行くと「ホーンテッド・マンション」はロブ・ミンコフ監督が
TDLのアトラクションという元ネタに対して
それほど愛情も持っておらず、むしろエディ=マーフィのコメディ映画として
そつなく処理しようと仕上げたように思える。


自分はクリエーターではないが、
普段の仕事の中で つい そつのない仕事ぶりで満足してしまうことがある。
しかし、それでは人を感動させることはできない。
同時に人を動かすこともできないのだ。
静かでも熱い情熱を常に胸に秘めていたい。