用心棒日月抄 (新潮文庫)友人に勧められて藤沢周平の用心棒シリーズを読んでいる。
今まで時代物を読んだことはほとんど無かったが、大変面白い。
高校時代、友人親子と一緒に入った喫茶店で、
友人のお母さんに「藤沢周平ってとってもおもしろいのよ!」と言われて
何も言えずにいたことを思い出す。

年をとるとことは否定的に言われることが多いが、
私にとっては良いことの方が多いような気がする。
・ある種の本や映画のおもしろさがわかるようになった
・単純に知識が増えた
・物の味がわかるようになった
etc.
総合的に 手が長くなって届く範囲が増えた気がする。

しかしこれが、体力が無くなってくると
できなくなることが目について手が短くなった気がするのだろう。
しかしそれでも何かを楽しむ気持ちだけは増やしていきたい。